男の子って分からない
友達が「この本読んでみたらいいよ」と言って本を貸してくれた。
「男の子って、どうしてこうなの?」
この友達には子育てについていつも愚痴をこぼしていたのできっと貸してくれたのだろう。
なかなか興味深くて、いくつか納得できることもあった。
はっきり言って私は子育て本やこういう風にするといい・・・みたいな本は嫌いだ。自分には絶対に出来ない事がたくさん書かれていて、自分がダメ母である事を実感させられるのでものすごく反発してしまう。
でもこの本のおびに書かれている「母親にはわからない事情がある!」に惹かれて読んでみた。
おもしろかったのは父親の役割について書かれている部分だった。
うちでは旦那と息子たちがよく取っ組み合いでレスリングをしている。あまりにも激しいので私はいつも怒って中断させるのだが・・・旦那の言い分としては学校に通い始めたら自分のことは自分で守らないといけないから、お前は自分の息子がぼこぼこにされて帰って来てもいいのかというけど、安全な日本の学校で育ってきた私にはその意味が理解不能。でもアメリカの学校では上級生が小さな子達を殴ったりいじめたりするらしい。なのでこういうのは必要だと・・・それでもこれはやりすぎではないのかと納得のいかない私。
本の中には・・ものごとを鎮めようとするのがふつうの母親には、父親がなぜ子供をあおるようなことをするのか理解しがたい・・・から始まっていろいろと説明を加えながらこれはやめ時を知り、ルールを学ぶという結論だった。なるほど・・・これならちょっと納得。
今の私にはこのような男・男の子の行動は理解できない。
でもちょっと(だいぶ?)昔を思い返すと・・・私は男に負けないくらい男勝りな子だった。おてんばのがーじゅーだった。そう考えれば少しは息子たちを分かってあげられるのだろうか。
あまりにも時が過ぎて忘れていた・・・昔の私。
でものんかーでお調子者の6歳の長男、うーまくーでがーじゅーな2歳の次男、こいつらを静かに見守るのは私にはきっと我慢出来ない。
私はまだまだ理想の母親にはなれそうにもない。
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