何気ない時間
クリスマスが終わり、無事年を越し、あまりないやる気を振り絞って長男の誕生日パーティーをすませ。。。
義父母はミネソタに戻り、長男の学校も始まった。
はぁぁー、なんともない日常。
とても落ち着く。
義父母と過ごす休日というのは結構やっかいなもので、とても大変だった。
いろいろな身体的な理由もあり、料理や家の仕事はおろか、ほとんど一日中カウチにすわりTVを見ているか昼寝をしている義母。
いろいろな問題があって旦那ともけんかの多い義母。
それを見ているとどっちが親か子供か分からない状況で端から見ている私はいつもおかしくなる。
私は私で細かい事にイライラしていた。
食生活の違う人たちの為に食事を準備するのは一苦労である。
それも昼、夜と。
食事を準備し、出来上がってテーブルに準備したら皆を呼ぶ。
もちろん日本とはいろいろな習慣が違うのでしょうがないかもしれないけど、一番先に席についた義母は、私が座る前にはもうすでに食べ始めている。
旦那がうちでは皆が席についてから食べるのが習慣なんだ。。。と最初の2、3日は説明したけど、それに従う気はまるでなし。
食べる量がものすごく違うので、あまり量を食べない私とだいたい同じ頃食べ終わる。
でも食器を片付けるのも私。
テーブルをふくのも、最後の片付けも私。
なんだか召使いになった気分になってしまった。
特に旦那と義母のやり取りはものすごく変で(というよりも義母の考え方はおかしい)、見ている限りでは面白いので私は母にいつも電話で話して愚痴っていた。
母も大変だねぇ、本当にどっちが親かわからないねぇ。。。と笑いながら聞いていたけど。
私が召使いの気分だよ。。。と言ったら、
そんな事言わない。親孝行だと思ってちゃんとしなさい。出来るうちにしかできないんだよ。。。とたしなめられた(笑いを抑えながらだったけど)。
さすがは母だ。
こういうところはきちんと私に日本人を演じさせる。
やっぱり母は尊敬できる。
親を尊敬できる、尊敬できる親を持っている私はラッキーだ。
旦那を見ていて思った。
こんな事言っちゃいけないけど、かわいそうだなぁと思ったもん。
普通の日常に戻って、こんな事をゆっくりと考える時間も出来てきた。
いろいろなイベント事もいいけど、何気ない毎日、何もしなくてもいい時間。
いいなぁ。
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